うちの夫はモラハラ夫なの?自己愛性人格障害って何!?夫に違和感を感じている人必見!

こんにちは(^^)

私は友人に、自己愛性人格障害の夫の洗脳から救い出してもらい、今は子どもたちと穏やかな生活を送っています。

  • 夫に対して違和感を感じている人
  • そもそも自分がモラハラされているのかわからなくなっているひと
  • なんだかわからないけれど子供にやたらイライラするひと
  • 夫に不満があるけど自分が我慢すればいいと思っているひと

そういった人の悩みを、解決していくための記事をまとめていこうと思って書き始めたブログです。

もし今あなたが夫に対してなにか違和感や恐怖感、不安感を感じているならば、その違和感を心の奥にしまわないで欲しいのです。

おそらくですが、その違和感や不安感は付き合っていた頃や新婚の頃にも感じていたはずです。

しかし、夫に優しくされるたびに「勘違いよね」と自分を納得させたり、夫の機嫌を損ねたくなくて我慢をしたりして、感情を抑えてきてしまってきたのではないですか?

私もそうでした。

今から少しだけ勇気を出して、その我慢やめてみませんか? というのがこのブログの最終目標です。

前書きが長くなってしまいました。

今回の記事は、私がまだ夫のことをモラハラ(自己愛性人格障害)だと気が付かなかったときの話と、自己愛性人格障害者の得意技「罪悪感を植えつける」の話しです。

あなたやあなたのかわいい子どもたちが心の底から笑顔になれる日まで、私はこの記事を書き続けようと思います(^^)

頑張りすぎていませんか?それが普通と思っていませんか?【自己愛性人格障害の思うツボ】

あなたはおそらく、普通の人ならできない量の仕事(家事・育児・仕事…)を、毎日こなしているんじゃないかな?と思います。

以前ツイッターで、専業主婦が住み込みで働くという設定にしたら!?という面白いツイートをしている方がいました。

育児も家事も近所付き合いも子どもの送迎も、何から何まで1人でこなしていませんか? できてしまうから。

無理だーと、ねを上げたくてもでも、他のお母さん達はやっているんだから私も頑張らなくちゃ! と頑張っていませんか?

また、友達と連絡もなかなか取れず、お酒を飲みに行くことも減ったのではないでしょうか。

でも、あなただって普通の人間だし1人の女性です。

キレイにお化粧してお出かけしたい時だってあるでしょう。夜出かけるのは子どもがいるので少し難しいけれど、たまには友達とごはんをたべながら近況を語り合いたいでしょう。

そんな当たり前のことが簡単にできない状況の結婚生活って、どうでしょうか?「子供がいるからこれがあたりまえだ」ではないのです。

明らかにおかしい状況なんですよね。

モラハラ

後から調べたらこれは、私側の「過剰適応」というらしいです。明らかにおかしい状況でもなんとかしてしまう(慣れてしまう)適応力があるのですね。まあ、言葉はどうでもいいのですが。

やっかいなことに、この過剰適応の持ち主ってモラハラ(特に自己愛性人格障害者)のターゲットになりやすいんだそうです。

私もターゲットにされてたなんて気が付きませんでしたよ、14年間。

ランチって、旦那や子供のことを置いて自分だけ楽しんでくるという罪悪感を持たずに、気軽に行ってもいいみたいなんですよ! いや本当に友達に教えてもらうまで知らなかった…(衝撃)

モラハラ(自己愛性人格障害)夫への罪悪感とは?【体験談】

モラハラ

私は、14年間元夫のモラハラ被害にあっていたようです。

その間幸せを感じた瞬間はなく毎日が暗闇の中でした。

「わたしばっかりなんでこんなにつらいの」と、抗うつ薬と精神安定剤を毎日飲みながら、「私がこんなんだから旦那は不機嫌だし、家族が暗いし、子供たちもちゃんとしないんだ」と自分を責め続けました。仕事中が唯一ほっとできるつかのまの時間でした。

たまに息抜きをしたくても、子供を預かってくれるひとがいない、友達にメールやラインをしていると夫が不機嫌になる。

何度も死にたくなってしまい、精神科に紹介状を書かれそうになったこともあります。

(自己愛性人格障害にストレスを感じる理由と体験談はこちらの記事からどうぞ)

【モラハラ】自己愛性人格障害の夫になぜストレスを感じるのか【体験談あり】

子どもの夜泣きも無視して寝る夫

泣き喚くあかちゃん

「子どもの夜泣きがつらい」と私がいえば、

「俺は仕事で朝早いし運転時間も長い。職場の人も助手席に乗せているのに眠くなったらどうすんだ?」とすごまれる。(今となったら「そんなもん知ったこっちゃねーよお前の子どもだろ。助手席のひとに事情話して代わってもらえよ!」と言えるのですが当時は言えなかった…)

子どもが夜中に泣いて夫を起こすのが怖かったので、そっと子どもを連れて外に出てドライブで寝かせました。私もフルタイム勤務だったので、身体的に限界で子どもと一緒に車で大泣きしたこともあります。寂しくて泣いているだけの娘に大声で怒鳴り散らしたりもしました。

本当にこんな何もできない自分が悲しくてつらくて、大雪の中気がついたら山のほうへ車を走らせ、子どもと心中しようと思ってしまった事もありました。

そんな状況でも「私がなんとかしなきゃ」と思っていました。夫に嫌われる恐怖のほうが勝っていたんですよね。やばいですよね。

それと、子どもにやたらイライラするのは、実は、子どもに対して怒っているわけではなかったようです。私の場合、夫の機嫌を損ねるようなことをする子どもに対して、どうにかやめさせようと「パニック状態になっていた」のですね。

子どもが泣く→(夫が目を覚ます)→(朝睡眠不足だ仕事にならんどうしてくれる!?と怒鳴られる)→(そんな夫が怖いから)なんで泣くんだ!!!いい加減にして娘!と罪のない娘に私キレる→自己嫌悪で私泣く→娘それ見てますます泣く→泣かしちゃってごめんと私また泣く→無限ループ

怒りって不安からきますので、不安感が強いと怒りっぽくなります。詳しくは今度記事にしたいと思います。

自己愛性人格障害は家庭内ストーカーにもなる

ストーカー

特にやましいことなどなく、ただ友達と連絡を取っていただけなのに悪いことをしているような罪悪感を抱いてしまう。

化粧をしていると「誰に合う為にしているんだ?」と聞かれる。友達とランチに行くというと、ちょうどランチの時間あたりに「写真を送れ」と連絡してくる。

私の予定が先に入っていたとしても、「俺が出かけるのに付いて来い、友達のほうに行くなら浮気してると考えるし、もうお前を信用できなくなる。それなら俺は家を出て行く。お前がでかけている間、俺だって誰かと会ってたって良いだろう?お前だってそうしてるんだから」そんなことを本気で言われ、友人の結婚式さえ断ったことがあります。

そういう夫の言動や行動が面倒になり、化粧もやめたしおしゃれもやめた、異性の友達の連絡先も全部消しました。 友達にも「今日ランチ大丈夫?無理そうならいいよ、無理しないでね」と心配され気を使わせてしまうので、行くのをやめました。

40代ならわかるかもしれませんが、大黒摩季の「あなただけ見つめてる」の歌詞が、妙にハマるなと今ぼんやり思いました…。

モラハラに気がついたとき

モラハラ

特にやましいことも無いのに夫に罪悪感を感じているのなら、夫が罪悪感を抱かせるような言動をしているんですよね。

私はそれに気が付かずに長い時間を過ごしてしまいました。

「主人に申し訳ない」「主人が帰ってこいというので」「主人が不機嫌になっちゃうので早めに帰るね」何度言ったかなこのセリフ。

ある日心配して連絡してきた友人と少し話しをしたのですが「あんたちょっとおかしいよ。ご主人モラハラじゃない?」って教えてくれたんです。

そのとき感じたのは、

「え?確かに主人には腹が立つし私もウツだけど優しい時もあるよ?私が出来損ないで母親失格だから怒らせてるんだよ?」でした。

洗脳から解けた今だからいえますが、私もかなりやばい域まで達してたんだなと思います。ちなみに 、その友達もかつてDV被害者だったので、私の話を聞いていてすぐにピンと来たらしいです。

結婚して14年目にようやく、夫から感じる違和感や不満に「モラハラ」っていう名前が付いた! と少し安心した記憶があります。

なんだかワケがわからないモヤモヤした空間の中で、ようやく自分が知っているものを見つけた感じです。

そこから洗脳がとけるのは早かったです。

自己愛性人格障害から受けた洗脳が解けるのはあっという間!

指差すモラハラ男

まさか私が!このわたしが!?でしたね本当に(笑)

とことん調べました、モラハラについて。

調べていくうちに「自己愛性人格障害」というワードを知りました。ナルシストの人格障害?と思ったら、そんな簡単なものではなくとんでもない強敵でした。

「自己愛性人格障害チェックシート」をやってみると、これまた主人がほとんど当てはまるんです。

「これだ!」

と思わず声に出ましたね。

私が全面的に悪いのではなく、夫もおかしかったのか。 それに気が付いたときに「あ、やばい、離婚しよう」と思ったんです。

しかし、14年間の結婚生活で自己愛性人格障害の犠牲者はもう2人いました。
かわいいかわいい娘達です。

離婚を決めたとき長女は13歳、次女は12歳でしたが、そのときすでに娘たちは父親に共依存の状態にありました…。3年経った今でもまだ少し心のリハビリが必要です。お父さんなしじゃ不安で、自分で何も決められないような状態ですね…。

【俺の育児法はカンペキだ】自己愛性人格障害夫に14年間育てられた子供と私の現状

ひとりで悩まないで

女性の悩み

自己愛性人格障害に気が付くまでの体験談をご紹介しました。

私は元々自己肯定感が著しく低い人間でした。そのため、モラハラ夫にターゲットにされ、簡単に洗脳されたんでしょう。

離婚前、夫に「私を従わせて、自分の思い通りにしようとしていましたか?」と聞いたら、「そうだ」と認めたんですよね。

今までのことに関してどう思っているのかと聞くと「怒ったり従わせようとしたことは覚えてはいるが、そのときは疲れてたし、八つ当たりしてただけなんじゃない?子どももうるさかったし」と悪びれたふうもなく他人事のように話されました。

自己愛性人格障害ってこんな感じなんですよね。 反省もしないし人のせいにする。ひどいことをしたごめん! とかいいつつ「おれ今悲劇の主人公みたいでかっこいい」くらいにしか思っていないのですから、本当に手に負えません。

もし夫がモラハラ(自己愛性人格障害)かもしれないと感じた人は、ぜひ冷静になって今までのことを思い返してみてくださいね。

次回は、自己愛性人格障害の特徴や体験談をご紹介します。